マイスターの仕事 指揮者 飯守 泰次郎 session 2 音を紡ぐプロたち
前回に続いて、5月18日に京都コンサートホールで行われた、京都市交響楽団 第512回定期演奏会を鑑賞して感じたことをお伝えします。
文体が昨日と違っていますが、勘弁してください。その日の自分のmoodが反映されてしまうんです。
さて、皆さんはクラシックのコンサートにおいでになったことはありますか?
その時、何に注目していますか?
自分が子供の頃、親に連れられて行ったコンサートは、ひたすら眠気との戦いで
辛かった思い出しかありません。
音楽に聞き入ると気持ちよく眠くなる、でも演奏者に失礼だから眠ってはいけない…
と考えていたのでしょうね。
クラシック音楽はCDでは聞くものの、その音を誰がどんな風に紡ぎ出しているのかまで関心が向きませんでした。
転機は急にやってきました。ある年の暮れ、恒例の第九(ベートーベン交響曲第九番合唱つき)演奏会
に参加しました。たまたまです。
その時は、指揮西本智実、演奏京都市交響楽団、合唱もプロの方が加わっていました。
もう、唖然!としました。音が洪水のように降って来るんです!!
その渦の中心に立ち、オーケストラとコーラスから音を汲み上げて「曲」という雲を立ち上らせ、
聴衆の上にざあっと雨を降らせる、それが指揮者西本智実でした。
いきなり水を浴びせかけられた方はびっくり仰天。
「なんだこれは!!」
それで、初めて
「音楽は自分と同じ人間が、しかも沢山の人が精魂こめて作り出した結晶なんだ。
その結晶は一つとして同じものはない(指揮者、オーケストラのメンバー、会場が
全く同じということはないですから)。それを分けてもらえるコンサートってすごい!」
と実感しました。
それからずぶの素人がこつこつコンサート会場に足を運んで、どうやって結晶を作り出しているのか、
なぜ自分がその結晶にそこまで惹かれるのか、等々沢山の?を解決して、服を乾かしてやろう
(頭の霧を晴らすと同類表現と取ってください。「雨」に降られて「ずぶ」濡れになった、という下手な引っ掛けです)
といつも耳と目を凝らしているのですが、なかなかわかりません。
でも、まず結晶をどう作るか決めて、オーケストラの職人たちに指示を出しているのが指揮者らしい、
というのが知識ではなく体感として入ってきました。
…続きはまた明日。「つまんねえ!」という突っ込みを入れて下さる親切な方はいらっしゃいませんか?
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投稿者: bless 日時: 2008年05月20日 00:23 | TOPページへ ▲画面上へ
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