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発売日:1992-06-20

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レビュー(Amazon.co.jp)

   ハリウッド映画には、裁判所を舞台に弁護士が無罪を勝ちとるために活躍する法廷映画という1つ分野がある。裁判シーンで欠かせないのは、素人が証拠に基づいて有罪無罪を合議で判断する陪審員制度である。この作品はその陪審員制度が日本にもあったらという設定でできている。
   全編を陪審員たちが審理する一室のみで展開し、しかも会話だけで構成されているという演劇的スタイルをとりながら、中原 俊監督の卓越した演出力は、映画的興奮に満ちている。本作は裁判映画の名作『十二人の怒れる男』をモチーフにしたコメディ。脚本はこのあと、テレビドラマや映画監督として活躍することになる東京サンシャインボーイズを主宰する三谷幸喜である。(堤 昌司)

カスタマーレビュー

もし、私が陪審員になったら  (2005-01-19)
陪審員制度が日本でも導入されるんだっけ?
確か断れる理由はごくごく限られていて、国民の義務として選ばれたらやらねばならないはず。たぶん、この作品が作られたときはまだそんなことを心配する必要はなかったと思うが、今そういう状況の中で見ると身につまされるのだ。

「人を裁けるのは人しかいない」これがテーマ。
ある事件の被告人を有罪か無罪かを12人で話し合う。ただそれだけの映画。
でも・・・有罪か無罪かを判断するのに、どれだけ理路整然と周囲の人間を納得させ、自分も気持ちよく判断できるだろう。12人の中にはすぱっと決められる人もいるし、回りに迎合しちゃう人もいる、フィーリングで・・・という人も。
人が人を裁くことは、この上なく難しいのだ。

なんだか重たいテーマなのだが、そこは三谷幸喜。
そんな中でもくすっと笑ってしまうところから、爆笑してしまうところまで盛り込まれている。
是非是非実際に施行される前にみんなでこれを見て、勉強したい。

日本人て面白いね  (2003-07-20)
なんとも見ていておかしくなったり情けなくなったり胸にジーンときちゃう映画です。(おそらくここ20年くらいの日本映画の中では間違いなくベストに入ってくる。)もし日本に陪審員制度があったらどうなるかとシミュレートしてみた映画ですが。その無茶苦茶な議論の仕方が爆笑ものであると同時に妙にリアリティーを感じてしまって怖い。

民間人の裁判への参加が検討されている今日、その恐ろしさはさらなる現実性をもって迫ってくる。ああコワッ。
ある意味、本家本元の12人の怒れる男たち以上に民主主義の究極の到達点、本質を突いてしまったかもしれない傑作です。

おもろかった!  (2003-02-15)
「12人の怒れる男」という洋画をモチーフにした映画らしいが、内容は全く同じという訳ではないので洋画の方を御覧になった方も安心して御覧いただけます。

脚本は三谷幸喜  (2002-05-13)
映画は金をかければいいってもんじゃない。低予算でも
これだけのおもしろい映画がつくれることをわかってほしい。