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伊藤 肇

産能大学出版部

グループ:Book

ランキング:22434

価格:¥ 1,575

発売日:1978-09

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カスタマーレビュー

修羅場をくぐって人は強くなる  (2006-03-06)
一見、華やかに見える時の人。
一瞬、輝いてメディアに現れたかと思えば、あっという間に凋落して忘れられていく。
今日、もてはやされるのはそんな人が多いように思う。

明治、昭和の日本の成長期の経営者達は、今日のマスコミに持ち上げられるような人たちとは違う、
容易に曲がらない一本の筋を持っていたように見える。
(もちろんマスコミには出ないが、むしろ出ないからこそ本物の経営者も現在にはたくさんいるが。)

彼らにその強さを与えたのはなんだったのか?
"電力の鬼"と呼ばれた松永安左ェ門の言葉
「実業人が実業人として完成する為には、三つの段階を通らぬとダメだ。
第一は長い闘病生活、第二は長い浪人生活、第三は長い投獄生活である。
このうちの一つくらいは通らないと、実業人のはしくれにもならない」
から闘病、浪人、投獄のそれぞれの逆境を乗り切って大成した明治、昭和の実業人が得た強さを説く。

人生は難題の克服にこそ意義がある、という安岡哲学を根底に抱きながら、
逆境こそ人生の真の見せ場にして名場面、という真理を分りやすい実例で示す。