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アイテム詳細

橘 玲

幻冬舎

グループ:Book

ランキング:179767

価格:¥ 1,680

発売日:2005-07-26

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カスタマーレビュー

金融テクニックを超えた物語の面白さ  (2006-01-02)
上巻に引き続き著者の構成力のすばらしさに脱帽してしまう。エンタテインメントとして完成度が高いだけでなく、純文学的な思索が深く感じられる。一人の老人に歴史とからませて人生を語らせる事によって、小説は物語として一般化される。

4年ぶりの小説だが、これほどまでに成長するものだろうか。前作は金融関連のテクニックがメインのエンタテインメントで、物語はそれを薄く色づけるものでしかなかった。しかし、今回は物語の部分が非常に厚く繊細に作り上げられていて、金融関連のテクニックはそれを彩る副菜になっている。著者の力量が小手先のテクニックを必要としなくなったのだと思う。

話が唐突に展開  (2005-12-21)
 上巻の印象は変わらない。

 ラストに向けて、物語がご都合主義で唐突に展開し、小説として楽しめない。

 小説という形式は失敗だったといわざるをえない。

次回作に期待したい。  (2005-12-21)
上巻以上に金融に関する記述が少なかった。というより、ほとんどなかった。

読み物としてまあまあ面白かったと思うが、橘氏に期待されるのはやはり金融に関する記述だと思うので、
そういう意味では少し残念な気がした。

次回作に期待したい。

時間を忘れて読んでしまいました!  (2005-10-15)
久しぶりに読んだ小説とあって、どんどん内容に引き込まれました。
小説の中にワインやウィスキーが出てくるので、僕もワイン片手に読みました。
気が付けば、深夜3時。
酔いもまわらず、読んでしまいました。
税金を払わずに生きていくための法律的な裏づけなども詳細に書かれてあり、法律に興味が湧きます。
また、今でも影響が続く戦争についても、書かれてあります。
壮大な小説であり、海外旅行に行く時の飛行機の中で読むのが最適かもしれませんね。
最後に、主人公のような生き方を実際にしている人がいるのかどうかは、わかりません。
法律上は出来たとしても、立法側も知恵を絞るのが仕事。
だから、主人公のような生き方はかなり難しくなっていくように思えます。
現実にこのような生き方をしている人がいたら、一度話を聞きたいですね。

橘玲節炸裂!!  (2005-08-01)
ある意味「事件」はおまけで、筆者が他の本で書いている生き方を実現するとどうなるかが書かれている。豪華な別荘を安く借りられたり、高級車がただで使い放題だったりはご愛敬だが、主人公のまわりの人間関係や金の稼ぎ方を見ていると、「頭が良くて有能でいい人」でなければ「永遠の旅行者」として楽しく暮らすのは難しいようにも思える。すくなくとも主人公は全然孤独とは思えない。
 楽園での生活と都会で朽ちていく姿を並べて、さて、あんたはどうする?、と問われている気がする。