犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫) - 和書 - Med草子アマゾンショップ

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アイテム詳細

東野 圭吾

光文社

グループ:Book

ランキング:9062

価格:¥ 580

発売日:1994-01

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カスタマーレビュー

全てが良作の短編集  (2008-12-21)
殺人についてはこれは法律上、罪には問えないであろうものや過失致死か正当防衛ではないかというものも見られます。
しかし、この作品の最大のキモは「どうしてこんな悲劇が起きたのか」というもので、いわばミステリーとしての魅力よりもストーリーテラーの魅力だと思います。
無論、ミステリーとしてもトリッキーで意外な結末には驚かされます。
ただ、少々、後味の悪い部分がありますね。一部を除いては悲劇的な犯人ばかりですから。

ダークな後味の短編7本  (2008-12-05)
本作は80年代半ばに著者が発表した短編推理小説を編んだものです。

活字であることを生かしたトリックが印象的な、
表題作と「白い凶器」。

また、未成年の危うい心理を織り込んだ、
「小さな故意の物語」、「闇の中の二人」、「踊り子」。

いずれも結末はダークといえるのですが、
読み応えのある粒揃いの短編集だと思います。

傑作揃いの短編集  (2007-10-11)
意図的なのかどうかわかりませんが、この短編集には東野圭吾が初期に得意としていた青春ミステリ的な作品が数多く収められています。彼はその後、その手法を封印したので、彼の初期作品の味わいを求める向きにはこの短編集はぴったりです。特に冒頭の『小さな故意の物語』はタイトルも含めて、青春の儚さを感じさせる傑作だと思います。『踊り子』もかなり切ないです。青春ミステリとは呼べませんが、『エンドレス・ナイト』も悲しくて美しい物語です。

タイトル作の『犯人のいない殺人の夜』は、タイトルがカッコいい割にはいまひとつ内容との関連が薄いのが気になりましたが、内容的には見事な作品です。事件の概要をあからさまに読者に見せておきながら、見事などんでん返しを見せてくれます。詳しくは書けませんが、こういう人を語り手に設定するという技には度肝を抜かれました。

秀作短編集  (2007-02-21)
 1985年〜88年にかけて雑誌に発表された短編7本。
 高校を舞台に親友の転落死の謎を描いた「小さな故意の物語」,東京〜大阪間のアリバイ崩し「エンドレス.ナイト」などいずれも粒ぞろいの秀作。
 特に「闇の中の二人」での赤ん坊の笑顔や,煙草の煙害で流産したと思い込んだ母の物哀しい復讐劇「白い凶器」のラストの子守唄などホラーの要素たっぷりで,読んでいてゾクッとする。
 東野圭吾の作家としての懐の深さ,ストーリーテラーぶりを堪能できる好短編集。

いくつか読んだ東野圭吾の短編集の中で1番かも。  (2006-07-19)
基本的に、東野圭吾さんの本は長編を選んで読むのですが、この本は、それぞれに面白みがあり、話の展開に意外性があり、どれも最後が気になり、すぐに読めます。