百鬼夜行抄 (14) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) - 和書 - Med草子アマゾンショップ

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今 市子

朝日ソノラマ

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 800

発売日:2006-04-22

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カスタマーレビュー

年に一度の逢瀬の気分  (2007-01-20)
「眠れぬ夜の奇妙な話」(現:ネムキ)第1話で一目ぼれしてから、何年になるのか・・・
妖魔が見える(だけ)の少年(青年)律と、飯島家に関わる人々とも、すっかり長い付き合いとなりました。

今年は遂にTVドラマ化されることになり、更に注目度が高くなるんでしょうが、
それでもこの作者は今までどおり、淡々とちょっぴり不思議で怖い日常を紡いでくれると思います。
それが分かっているからこそ、1年放置プレイされようと付いて行ってしまうわけで(^^ゞ
新刊発刊の告知を見るたびに、気分は七夕の逢瀬に胸弾ませる織姫気分。

さて、この話にはいろんな「妖魔」が出てきます。
でも、「妖魔」より根源的で、一番恐ろしいのは、やっぱり「人の心」。

最近流行り(?)のバラバラ&意味不明殺人の心理に迫るような筋立てもあり、
「お隣りに潜む恐怖」に背筋がぞくっとすることも。
ユーモアとペーソスが絶妙にブレンドされた珠玉のストーリーは、まさに極上の酒のように、
読む者を酔わせてくれます。

家では私が単行本、妹は文庫本と、それぞれ「My百鬼夜行抄」を揃えるほどハマってますよ(^^ゞ

相変わらず  (2006-04-25)
今市子さんの作戦なんだろうか?難しい。一度読んだだけでは理解できない部分も多い。しかし大好きで止まないのが百鬼夜行抄。この魅力はなんなのでしょうか。妖怪の話とか、ファンタジーとか好きじゃないのに、この話は暗記してしまうほどに読み尽くしてしまう。今回も祖父(蝸牛)と祖母(八重)の話がある。「介添人」律も妖怪たちには苦労してるが、蝸牛はもっとだったんだ・・(涙)周りの人達が死んでいくんだもんな・・今回はイトコの司ちゃんの出番が少なく、ちょっと寂しいが、晶と三郎の話は切なかった。また15巻発売まで長く待つことになるのだろう・・

是非読んで欲しいシリーズ  (2006-04-23)
「番人の口笛」・・・晶ちゃんと三郎さんの話。
「天上の大将」・・・尾白と尾黒の誕生話。
「床下の賢人」・・・妖魔と取引するなって話(?)
「介添人」・・・若かりし伶さんと八重子さんのお話。

時代が入り乱れてちょっと難しいかもしれないけれどそこがまたいい。
シリアスな場面でも笑いがあって
ホント読み応えあるので嬉しいシリーズ。

家族の消息  (2006-04-21)
「百鬼夜行抄」のファンは何を求めてこの本を買いつづけるのだろうか?私が自分の胸に手を当てて考えてみるに、やはりそれは「家族の消息」を求めてのことではないだろうか、とふと思い当たった。この本の「飯嶋ファミリー」ぐらい、私の胸に独特の実在感を持って居座りつづけている人たちも珍しい。年に一回の再会ではあるけれど、やはり飯嶋家の人々との再会はなんとも知れず楽しいものである。飯嶋ファミリーが達者でいるか、定期的に確認しない時がすまない、そういう心持になっているということなのだ。作者の今市子さんとしては、読者にそうした感覚を抱かせただけでも、もう完全勝利している訳である。これは匠の技がなければ成し遂げられないものであり、少女漫画の最良の部分を継承している作者だからこそ成し遂げられる、魔法のようなものなのだ。作品のクオリティーもしっかりとK点越えを連発している、たいしたものである、と素直に降参したい。しかしあえて苦言を呈させてもらえば、話自体が込み入っているのを承知の上でも、やはり読んでいて状況が把握しにくくなる瞬間が、何度か訪れた。前に作者もあとがきで書いていたが、進行がきつい場合、ひっちゃかめっちゃかになるようで、作品ごとにその影響が色濃く出ているようである。「百鬼夜行抄」のファンとして言わせてもらえれば、この作品は特に特別扱いして、時間に余裕を持たせて、最高の環境で、きっちりと描き上げていただきたい、そう思わずに入られないのである。