走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) - 和書 - Med草子アマゾンショップ

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村上 春樹

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:620

価格:¥ 540

発売日:2010-06-10

在庫あり。

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http://www.tcatie.net/amazon/asin/Books/4167502100/

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カスタマーレビュー

僕という個人に染み入ってきたコトバ  (2010-09-01)
僕にとって、ごく個人的にとても重要な本

十年前なら読みすごしていたかもしれない

肉体と精神のかかわり、瞬発力と持久力、老いと鍛錬――

今なら身にしみてわかるのだ!

生涯何度も読み返すことになると思う一冊

村上春樹の「内側」  (2010-07-29)
この本は、走ることについて語りながら、

小説を書くというのは、どういうことなのか、
年をとって体が衰えていくというのは、どういうことなのか、
あるいは、いろんな批判を受けたときに、どんな風に考えているのか、

といったことや、もちろん、

なぜ走るのか、
走りながら、なにを考えているのか、

といったことまで、村上春樹が、ふだん、何を考えているのかを
かなり、赤裸々に語った本です。

どんな小説を読むよりも、村上春樹のことが、ある意味で身近に、
そしてある意味では、遠い存在として感じられる本だと思います。


そして、この本を読むと、走りたくなります。


僕もさっそく、ローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』と
エリック・クラプトンの『レプタイル』を手に入れて、
皇居を走り始めてみたいと思っています。

自己完結性ある世界  (2010-07-23)
久し振りに読んだ村上さん、今回は何故か?走ることに関連した自分史を語ってくれます。相変わらず読みやすい文章です。


村上さんが自作に対しての心情の吐露を含む自分史のような今回のエッセイは何処に向かっているのか?が分かりにくいです。読者に「走る事は素晴らしい」というような共感を求めるものではない、と自身で明かされていますし。その辺の自身の置き所に対してのスタンスの居心地は、大変失礼ながら、村上さんの文章を金井美恵子さんが的確に批評した一文(「目白雑録3」より引用 『いつもの弱い立場にいる自分に読者の共感が集まるようなタッチの文章』)に、村上さんの本の読者でもありながら頷けてしまいます。


しかしながら、自作についての考え、アメリカでの生活、走りながら聞いている音楽のこと、走ることを通して得られたものについても、詳しく語られています。ある意味珍しいことだとも思います。


村上 春樹さんに興味のある方にオススメいたします。

自分もいつかは  (2010-07-12)
自分も昔は走ることがわりと好きだったのに、
いつの間にか走らなくなり、身体がすっかり
硬くなってしまった。
体重も増加傾向。

いつかフルマラソンを走ることを目指して、
そろそろ身体を動かそうかという気にさせてくれる、
そんな本だ。

持続すること  (2010-06-23)
 単行本が出た折は、カッコつけ過ぎのタイトルに抵抗を覚え、買わず・読まずで放置。今回、廉価な文庫に入ったのを機に購入・読了して、やっと☆五つをつけることが出来た。地下鉄サリン事件の被害者に取材した「アンダーグラウンド」でも痛感したことだが、著者のノンフィクションや旅行記・エセーは、小説群と同等、あるいはそれ以上の水準にある、と改めて感得した次第。書きたいことを過不足なく、平明に、それでいて適度に情動的なタッチ、つまりぴったりとハマッた言い回しで表現できる、という手腕において、著者はやはり当代随一だと再確認させられた。

 作家としての生活を軌道に乗せた前後、いわば規則正しい朝型の生活を支えるペースメーカー、あるいは駆動促進装置みたいな意味付けで始めたランニングが、やがて年1回のフルマラソン挑戦、さらに水泳と自転車を加えたトライアスロンへの進出という方向に成熟していく様子が、まるで自ら体験しているかのような実感を伴って再現されていく。思弁的にみえる箇所は少なくないものの、それを補う事実と意見がうまく混ざり合い、全体を統合させる文体は至って現代的で、すこぶる安定している。やはり、さすが、というほかなかった。